プロキシマー社は、テクノ菱和(株)と節目となる設備設置契約を締結し、すべての主要設備投資計画が確定

プロキシマー シーフード テクノ菱和とHVAC機器と設置に関する最終CAPEX契約を締結し、日本施設のスケジュールと予算を管理する。

Published:
07.03.2022

プロキシマー シーフード ASは、日本のエンジニアリング会社であるテクノ菱和株式会社と、暖房・換気・空調(HVAC)関連の設備・工事を契約しました。本契約は、同社が日本に所有するサーモンの陸上養殖施設における最後のCAPEX激安固定価格契約となります。契約金額は、予算通りの費用となります。

「当社は、日本における最新鋭の陸上施設の建設・据付に関するすべての重要な契約を締結し、予定通りの期間とコストで納入することができます。長年にわたる準備と忍耐がうまく報われたことをうれしく思います」と、CEO のJoachim Nielsenは述べています。
プロキシマーの最初の施設の建設進捗状況は、日本の富士山麓の小山町に建設中の最初のRAS(再循環型水産養殖システム)施設で計画通りに進んでいます。今年第3四半期に最初の卵が孵化場に運び込まれ、生産が開始される予定です。

「固定費が高く、パンデミックの影響も少ないので、事業計画通りに予算内で完成させることができます。高い固定費により、CAPEXは193NOK/kg(土地を含む)程度と見積もられており、事業計画上、有利な立場にあります。」

パンデミックによる渡航制限にもかかわらず、建設進捗に影響はありません。日本は現在、厳しい渡航制限を解除しており、プロキシマーは、ようやく現場管理の存在感を強めることができるようになってきました。現在、プロキシマーは 、アトランティックサーモンのRAS養殖の経験者を中心に、運営能力の強化にも成功しています。

昨年度の材料費の高騰は、高水準の固定価格契約のため、プロキシマー の建設費に大きな影響を及ぼしてはいません。材料や機器の価格変動への影響は限定的であることが証明されました。テクノ菱和との契約締結により、固定価格契約の水準は設備投資予定額の95%以上となりました。


詳細については、下記までお問い合わせください。
Joachim Nielsen, CEO, +47 92 85 55 59, jn@proximar.com
Pål K. Grimsrud, CFO, +47 99 47 75 99, pkg@proximar.com

プロキシマー について :
プロキシマー社  はノルウェーの陸上水産養殖会社で、最初の生産施設を日本の富士山麓に建築中です。同社は陸上養殖により、その日のうちに水揚げされた新鮮なアトランティックサーモンを日本市場に供給します。プロキシマーの立地が、世界で最も重要な魚市場の一つである富士山の麓にあるということは、コスト削減とカーボンフットプリントの両面において大きなメリットをもたらします。

テクノ菱和株式会社について
テクノ菱和株式会社は、空調・衛生設備技術の設計・施工、冷熱機器の販売・修理・改修、および各事業に関連する研究を主な事業とする日本の会社です。設備工事事業は、空調・衛生設備技術に関する設備の設計・施工、電気設備工事の設計・施工、関連工事に伴う冷暖房設備の販売等を主な事業としています。従業員数は約850名で、東京証券取引所に上場しています。