私たちの中核事業である陸上生産は、従来の海上生産に関連する多くの環境問題を回避しています。生産が完全に閉鎖された環境で行なわれているため、周囲に影響を及ぼすことはなく、また市場に近い場所にあるため、輸送に伴う排出量も大幅に削減されています。
私たちは寄生虫感染のリスクを排除し、病気のリスクを軽減するためにあらゆる手段を講じています。施設は厳重なバイオセキュリティーエリアであり、空気を通して病気が侵入したり、人や設備によって病気が持ち込まれたりするのを防ぐため、過剰加圧された建物と厳格な消毒手順を備えています。ポストスモルトの死亡率は、伝統的なアトランティックサーモン養殖に比べ低いと予想しています。
生きたまま輸送することを避けることで、ストレスを軽減し、魚の福祉が向上します。他の多くの循環型水産養殖システムソリューションと異なり、AquaMaof社のシステムはハーベスト・チャンネルを主に利用しています。ハーベスト・チャンネルは、従来の汲み上げ式に比べ、魚の扱いが優しく、ストレスが少ないのです。
私たちは、環境的・社会的基準に基づく自主的な認証制度であるASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)を通じて、施設の認証を取得する予定です。ポーランドにあるアクアマオフの既存生産施設はASC認証を取得しています。