2022年10月28日、小山町にある当社の孵化場に最初の卵が無事に挿入されたことをお知らせします
第1陣では約120,000個の卵が挿入され、卵は良好な状態で孵化場に到着しました。卵はBenchmark GeneticsのアイスランドにあるStofnFiskur育種プログラムから提供されました。これらの卵は、ポーランドにあるAquaMaofの研究開発施設を含む陸上施設においてすでに素晴らしいパフォーマンスを示しています。
「綿密な準備の後、ようやく生産を開始することができました。チームも、施設も完璧で、理想的な孵化と成長環境のために必要なものはすべて揃っています」と、プロキシマー社のCOOであるDharma Rajeswaranは述べています。
卵の挿入は日本におけるアトランティックサーモン養殖の第一歩となるものであり、プロキシマー社が大きな先発優位性を得ることになります。今後は、毎月同様規模の卵を孵化場に投入し、2024年中頃からの継続的な出荷を可能にします。
「私たちが待ち望んでいた瞬間がついに訪れました。コロナ禍や世界的な原料不足の問題を考慮し、野心的なスケジュールに従って施設を完成させることができたのは、私たちの組織とサプライヤーにとって大きな成果だと思います」と、CEOのJoachim Nielsenは述べています。
「今回の生産開始は、当社にとって大きな節目であり、持続可能な方法で生産された水産物を日本の皆様に提供するための大きな一歩です」とNielsenは締めくくります。
孵化・幼魚場の建物では生産が開始されましたが、育成場施設は建設中です。プロキシマー社は、この施設が予定通り完成すると考えています。